コロナ禍の現在、インドネシアへの入国がどうなっているのか疑問に思っていらっしゃる方は多いと思います。インドネシア法務人権省は、2020年3月31日付け「外国人の一時入国禁止に関する法務人権大臣令(2020年第11号)」により、4月2日以降は、新型コロナウイルス感染症対策のため、一部の例外を除き、外国人の入国及びトランジットを一時的に禁止していましたが、2020年10月1日、「新しい日常への適応期における査証及び滞在許可に関する法務人権大臣令(2020年第26号)」により、特定の目的のためにインドネシアを訪問する外国人に対する査証及び滞在許可の発給を一部再開しました。
これにより、ビジネス関係者を中心に査証発給が一部再開され、有効な査証および滞在許可(注)を所持する外国人は、保健プロトコルを満たした上で、入国審査を受けて入国できることとなりました。このほか、輸送・交通機関の乗務員、APECビジネストラベルカード所持者および伝統的な国境通過者もインドネシアに入国できるとされています。
ただし、観光目的の査証発給は引き続き停止されているほか、査証免除及び到着ビザ[ビザ・オン・アライバル(VOA)]の付与についても、新型コロナウイルス対策を担当する当局がパンデミックの収束を宣言するまで、引き続き停止するとされています。
したがって、現時点ではインドネシアに観光目的で入国することはできません。ビジネス目的の出張については、インドネシア政府による規定に合致する場合には、査証の発給を受けインドネシアに入国することができます。なお、日本の外務省は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大状況も踏まえ、3月31日以降、インドネシアに対する感染症危険情報をレベル3(渡航中止勧告)としています。
(※https://www.id.emb-japan.go.jp/info20_20j_nyukokuFAQ.htmlより)
インドネシア入国にあたり、必要な条件として以下の事柄が挙げられます。
- 陰性証明書の提示
出発時刻前3x24時間以内に検体採取したPCR検査の陰性証明書[英文] - 政府指定施設での隔離
到着時にPCR検査を実施し、自己負担で政府指定の宿泊施設において5日間の隔離を行った後、再びPCR検査を実施する。結果が陽性となった場合、自己負担で病院での治療を受ける。 - 通算14日間の自主隔離
政府指定のホテルでの5日間の隔離を含め到着日から14日間は自主隔離する。
それでは、現時点でのインドネシア入国時の流れについて下記にてご説明致します。
インドネシア入国の流れ
2021年3月14日現在のインドネシア入国時(ジャカルタ-スカルノハッタ国際空港)の流れは下記のようになっています。

<eHACのダウンロード>
まず、お手持ちの携帯電話に左のようにeHACというアプリをダウンロードします。日本でのチェックインカウンターや飛行機の搭乗ゲート前にもQRコードが紹介されているので、簡単にアプリをダウンロードすることができます。
【eHACの使い方】

- eHACアプリを開くとAの画面が出てきます。
- Aの下部中央のAccountをタップするとBの画面に変わります。
- Bの下部にあるeHAC Internationalを選択すると、Cの画面に切り替わります。
- 画面の表示内容に従って、すべての記入が終わるとDの画面になります。
これでアプリへの入力は終了です。Dの画面の水色のカードをタップするとQRコードが出現します。このQRコードをインドネシア到着後、検疫で提示することになっています。
今回のインドネシア入国に際し、羽田空港のチェックインカウンターでも飛行機搭乗口でもこの登録を済ませ現地で提示するように指示されましたが、どういうわけか今回の入国では準備したQRコードを検疫担当官に見せることはありませんでした。しかし、今後は必ず必要になると思われますので、事前に必要事項を記入し登録して下さい。

飛行機内で、税関申告書と健康チェックカード(黄色)が配られるので、事前に記入しておきます。
黄色の健康チェックカードには、上から順番に名前、年齢、性別、国籍、パスポート番号、インドネシアでの住所、電話番号、最終出発国、到着日、フライトナンバー、航空会社名、座席番号、この14日間で滞在していた国、そして健康状態を記入します。

空港到着後、左のようなA5サイズの小さな健康カードを渡されるので、名前、年齢、性別、パスポート番号、フライトナンバーを記し、前に進みます。
(本来はeHACというアプリによって作成したQRコードをここで提示することになるだろうと思われますが、この日は事前に入力し作成したQRコードは使用しませんでした。)

上のEの写真ですが、上部にサーモセンサーがあり、各自の体温のチェックが行われ、モニターに各自の体温が表示されていました。E、Fの場所で、担当者に健康カードと陰性証明書にスタンプを押してもらい返してもらいます。
※日本で取得したコロナの陰性証明書は回収されることはありません。

次にイミグレーションに移動し、入国審査を受けます。

その後、飛行機の預入れ荷物をピックアップし、税関に向かいます。
税関の手前で軍の関係者がコロナの陰性証明等をチェックします。そして、税関で申告書をスタッフに手渡します。
税関を抜けたところで、軍の関係者に宿泊先を確認されます。ホテル名を軍の関係者に告げると、そのすぐ先に自分の滞在予定のホテルスタッフがゴールデンバードの乗り場(ホテルへの送迎バスの待機場所)まで案内してくれるので、そこまで移動します。
送迎車に乗ってホテルへと向かいます。
※新型コロナの影響により、インドネシアへの入国には厳しい制限がついています。
また、政府からの通知も直前に発信されることが多いので、インドネシアに入国される場合には常に最新情報を取得する必要があります。



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