新型コロナウィルス関連情報 (8月7日)

コロナウイルス関連情報
 日付  感染者数計  新規感染者数  回復者数  死者数 
  8月6日  118,753    1,882  75,645 5,521
  8月5日  116,871   1,815  73,889 5,452
  8月4日  115,056   1,922  72,050 5,388
  8月3日  113,134   1,679  70,237 5,302
 8月2日  111,455   1,519  68,975 5,236
 8月1日  109,936   1,560  68,975 5,193
 7月31日  108,376   2,040  65,907 5,131
           インドネシアコロナ感染者数の1週間の推移

ジャカルタ首都特別州における大規模社会制限の延長

7月30日にアニス・ジャカルタ首都特別州知事は、同州内の新型コロナウイルスの感染状況に鑑み、7月30日まで予定していた大規模社会制限の実施を8月13日まで延長し、「安全で健康的、生産的な社会」に向けた移行期間を継続すると発表しました。アニス・ジャカルタ州知事は、保健プロトコルの徹底を求めると発言しています。ジャカルタは先日も68か所でオフィスクラスターが確認され440名が新型コロナウイルスに感染しました。インドネシアでCOVID-19の症例がますます増加し続ける可能性があると、評論家は警鐘を鳴らしています。評論家は、このコロナ感染者の大幅な上昇の波は経済の時期尚早の再開に起因すると述べています。
ASEAN諸国でダントツに新型コロナウイルス感染者数が多いインドネシアは、一向に感染拡大に歯止めがかかっていません。インドネシア医師協会(IDI)が7月13日に発表した報告書によると、これまでにインドネシア全土で少なくとも61人の医師がコロナ感染で死亡。7月の第2週の1週間だけで14人が死亡し、これは1週間の医師の死者数としては過去最高になったと発表しています。死亡した医師の多くがインドネシアで最も感染者数が多い東ジャワ州の医療機関で働いていた医師であるとのことです。13日だけでも5人の医師が死亡しています。
また、インドネシア看護師協会(PPNI)もこれまでに全国で看護師少なくとも43人がコロナ感染で死亡し、400人以上の看護師の感染が確認されたとしています。このうち東ジャワ州での看護師の感染者は277人と最多を記録しています。
医療従事者の感染者が増えている背景として、IDIやPPNIでは防護服、手袋、マスクなどの防護機材の絶対的な不足に加えて感染者数の急増による長時間、過剰労働という環境が疲労を蓄積させて感染リスクを高めていると分析しています。

大統領も危機感をあらわに

インドネシアは3月に入るまで感染者ゼロがずっと続いていました。しかし、3月2日に国内でインドネシア人の初感染者2人が確認されると事態は一変しました。慌てて感染の拡大防止策に取り組みましたが、それまでの無為無策があだとなり、政府の対応も医療・保健当局の動きも二転三転した結果、瞬く間に感染者数、感染死者数がASEANで断トツの最多記録となってしまっています。
6月18日の閣議でジョコ・ウィドド大統領は全閣僚に対して、「政府は2億6700万人の国民に対する責任を負っている。閣僚は現在が異常事態であるとの認識を深め、コロナ対策に積極的、スピーディに取り組んでほしい。さもないと内閣改造も辞さない」と叱咤激励し、危機感をあらわにしました。

コロナ禍で自転車ブーム

インドネシアの首都ジャカルタでは現在自転車ブームが沸いています。新型コロナウイルス感染の心配から、公共交通機関やバイクタクシーの利用が規制されて乗り換えが進んだ野が大きな理由で、アニス・ジャカルタ州知事も自転車で自宅から通っていることをアピールし、市民に自転車通勤を呼びかけました。
インドネシア自転車製造業者協会(AIPI)によると、「自転車の販売は、感染防止のための「大規模な社会的制限」(PSBB)が始まった4月に好転し、規制が長引くことも手伝って、現在も伸び続け、平年より少なくとも20~30%は販売台数が増えている。在庫切れの店も多数出ている状況である。」と述べています。

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