ラグナン動物園(インドネシア語:Kebun Binatang Ragunan)は南ジャカルタのPasar Mingguにあります。ラグナン動物園は156年以上の歴史があり、インドネシアで最も古い動物園です。動物園の土地面積は147ヘクタール(東京ドームがなんと約31個分!)もあり、園内の広さには驚かされます。園内には鳥小屋や霊長類センターがあり、450人以上のスタッフがいます。緑豊かな熱帯の環境の中、ワニ、ゴリラ、オランウータン、バク、スマトラタイガーやクジャク、コモドドラゴン等が飼われています。動物園にはジャカルタ外環道路とトランスジャカルタで簡単にアクセスすることができます。動物園は、オランダ領東インド諸島の動植物愛好家団体によって1864年に設立されました。動物園は、1966年に現在の場所に移転し、1966年6月22日に正式に開園しました。市の行政によって管理されています。渋滞の具合によって変わりますが、ジャカルタの中心地からは約40分~1時間程度の場所にあります。また、トランスジャカルタ(バス)が走っていて、始発・終点がラグナン動物園前になっていますので、大変便利です。今回は、このインドネシア最古の動物園をご紹介したいと思います。
jakcard



まず、車で駐車場へ入る際にはjakcardを利用します。所持していない場合は入り口でjakcardを購入することができます。自家用車の駐車料金はIDR6,000、小型のバスはIDR12,500、大型のバスはIDR15,000になります。IDR35,000のjackcardとIDR65,000のjakcardを選ぶことができます。どちらもカード自体の金額はIDR15,000でそれぞれIDR20,000分、IDR50,000分が最初からチャージされています。このjakcardは動物園や駐車場など園内の有料施設のほか、トランスジャカルタ(バス)やMRT(地下鉄)等でも利用できます。インドマートやアルファマートでもTOP UPできるので大変便利なカードです。
格安の入場料金

ラグナン動物園の入場料金は大人IDR4,000、子供IDR3,000です。チケットは駐車場で使ったjakcardを使用致します。大人は大人専用の入場ゲートにjakcard をタップし、子供は子供用の入場ゲートにjakcard をタップすれば、支払い完了となり、中にはいることができます。この金額でジャカルタ市内最大の動物園に入れるのは大変魅力です。jakcard の残高が足りなかった場合は駐車場入り口でも、動物園入り口でもどちらでも簡単にTOP UPできるようになっています。
広大な動物園
「ラグナン動物園」では、とにかく広いです。インドネシアに生息する貴重な動物たちに加え、約300種類もの生物を飼育しています。園内には専用バスも走っているので、歩くのが嫌だというこ方もご安心下さい。(笑)
また、土日限定で、ラクダに乗ることもできるようで、料金はたったのIDR7,500です。約60円でラクダに乗れるという貴重な体験をすることができます。他の国ではこんな安い金額では乗れないと思いますので、是非お試しください。さて、ラグナン動物園で是非見て頂きたいのが、インドネシアに生息する動物たちです。コモドドラゴン、スマトラタイガー、そしてオランウータン等は是非ご覧になって下さい。
住所:Jl. Harsono RM. No. 1, Ragunan, Pasar Minggu,Jakarta Selatan
開園時間:7:00-16:00(月曜定休)
コモドドラゴン
「インドネシアで有名な動物はなんでしょうか?」とお尋ねすると、日本のみなさんは、たいてい「コモドドラゴン」と答えられます。イッテQ!というテレビ番組の中で、イモトアヤコさんがコモドドラゴンに追いかけられて走っている映像を見て覚えられた方が多いようです。コモドドラゴンは、コモドオオトカゲと呼ばれるトカゲの一種で、その見た目がまるで恐竜のようなので、恐竜の生き残りとも言われています。インドネシアのコモド島やフロレス島を中心に生息しています。コモドドラゴンを見に行くツアーもございます。最大サイズのものは全長は約3メートルで、体重は約160キロぐらいまで成長することが確認されています。コモドドラゴンは肉食で、主にイノシシやシカ・野生化したスイギュウ・ヤギなどのウシ科などの大型哺乳類を食べます。また、小型哺乳類、鳥類やその卵、爬虫類、ワニの卵や動物の死骸なども食べるようです。基本的には人間は食用の対象にはならないとは言われているようですが、自然の中でコモドドラゴンと出くわしたくないですね。。。(汗)
コモドドラゴンは、ワシントン条約で絶滅危惧種に指定されていて、日本の動物園では決して見られませんので、首都ジャカルタで見られるのはすごいことなのかもしれません。
オランウータン
オランウータンの名前は、インドネシア語が由来です。インドネシア語で、オラン(orang)が人間、ウータン(hutan)が森という意味で、オランウータン=森に住む人という言葉が語源となっています。人間による森林伐採や森林火災によって生息地が破壊されたこと、また展示用やペット用の乱獲などによって生息数がどんどん減少し、現在絶滅の危機に瀕しています。しかし、ラグナン動物園は非常に広く、気候も安定しているので、のびのびと生活しているオランウータンをここでは見ることができます。是非オランウータンのコーナーをのぞいてみてください。また、ラグナン動物園には他にもいろんな種類の猿がいます。余談ですが、アルゼンチンの動物園で約20年間飼育されていたオランウータンについて、アルゼンチンの地方の裁判所が世界で初めてオランウータンに「人権」を認める判決を出しています。



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